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エルカセット / ELCASET EL-D8 2009年1月25日

Posted by akakage06 in エルカセット.
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デンスケタイプのエルカセットも入手してみました。

エルカセットデンスケDDと言います。

ただでさえ発売された機種が少なかったエルカセット規格の機器の中で、唯一の“デンスケ”タイプで、規格策定に参加したTEAC,Technics(松下)からも発売されることは無かったと思います。

1978年頃に発売されたこの製品のデザイン上の特徴と言えば、何と言っても丸いレベルメータと回転ノブ式の操作系でしょう。
プロ用のNAGRA にその測定器っぽい形の製品がありましたが、それをエレガントにしたような感じです。
と言うより、オープンリールタイプの『TC-5550-2』という機種がありましたが、このEL-D8 はそのデザインを踏襲した兄弟機のような関係です。操作ノブなんか全く同じです。有名な『オーディオの足跡』(http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/el-d8.html)様のホームページで当時の仕様を確認すると、大きさもほぼ同一で重量だけが1kg軽い5.8kgです。元々コンパクトカセットより大きいエルカセットのポータブルデッキですから、既に大きく重いです。この時代、重量派の製品には、それだけで音質の良さを代弁しているような要素がありましたが…。

デザイン上の大きな特徴である丸いレベルメータは、これ以降のカセットデンスケのデザイン上の特徴として、ロングセラーになったTC-D5/D5M へと受け継がれ、さらに現代のデジタルデンスケ『PCM-D1』で再現されているようです。

 

エルカセット / ELCASET EL-7 2009年1月14日

Posted by akakage06 in エルカセット.
2 comments

ELCASETってご存知ですか?
 
知る人ぞ知る、というか典型的な“企画倒れな規格”風のテープデッキ(おぉ死語だ!)です。
 
発売当時は中学生でしたが、どうせなら王道に、とオープンデッキの方を購入することになり、それきり忘れていました。
こんな人が多かったのでしょうか? 数年で消えてしまった製品カテゴリーです。
 
つい先だって、なぜか突然エルカセットって入手できるのか?と思い始め、例の競り場で入手してみました。
 
 
 
何しろ30年以上も前の製品です。とっくにソニータイマーが働き、グリースが固まって動きません。

ということで、早速修理開始。

 
今回修理する機種は、SONY EL-7という最上位機種です。1976年6月21日発売、定価198,000円。
ソニーからは他にEL-5 / EL-4 があり、ポータブルタイプ(デンスケ = これも死語じゃん!)の EL-D8も発売されました。
 
この機種は、ELCASET規格のフラグシップだけあって、クローズドループ・デュアルキャプスタンの機構になっています。
象徴的なテープローディング機構としてのキャプスタンアームが、グリース固化によって全く上昇しません。
 

駆動用の大きなソレノイドは元気よく「カツン!」と動作しているので、明らかにリンク機構を伴ったメカ系の故障です。

電気系の故障はやっかいな場合がありますが、メカニカルは丁寧な清掃で大抵は治るものです。

 

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